ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

乾燥

nsw20722004-06-04

昨日も今日もとても空気が乾燥している。
こんな景色がふさわしいかも。
鹿児島の開聞岳である。

今日の東京の最低湿度はなんと17%だったと気象番組が伝えていた。
空は真っ青、空気はからから。
なんだか、日本じゃない。
そのカラカラ空気のためか、昨日の夜中の満月は煌々と照り輝き、
ベランダから奥深くに差し込んでいた。
とても素晴らしい月夜だった。

江東区で仕事をしていた大学院で同級生だった青年がやってきて
一緒に昼飯を食った。彼は精神障害を抱える人たちの作業所で仕事を
していた。今度は秋からそうした人たちのデイケアセンターで仕事を
することになっている。
江東区での障がい者の子どもたちのいわゆる学童保育とでもいうような
放課後のケアの場を運営しているNPOの話を聞いた。
もともと江東区は官のケアが行き届かなかったので、そうした民間の
ケアグループがとても発達した、というか、発達せざるを得なかった
という。

そして、そうした場ではどうしてもボランティアに多くの手を頼らなく
てはならなくなる。費用を作り出すことができないからである。
つまり、官がやらない部分を民間、市民の力で補うことになる。


本来的には市民全体でこれを支えるべきなのではあるが、自ら発想して
くれる人々の力のみによって支えられている、ということでもある。
これはどう考えても、税による全員の負担で支えるべきではないのだろ
うか。こういう場合は、時間を金で買えるということにすべきではない
のだろうか。
それが社会保障政策であり、官僚、政権与党が本当に彼らの課題とすべき
なのではないのか?

「そりゃぁ、いい社長でしてねぇ・・君の仕事は次の選挙に当選すること
だ、と・・」なんて良い調子でいっている場合じゃないんだよ。

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昨日から、こっちで私のオーストラリア体験を中心とした雑文を書いてい
ます。
はてなの方はテーマを限定しませんけどね。