江東区で72歳と66歳の兄弟が餓死していた。体重が30kg台と20kg台にまでなってしまっていたんだそうだ。区の見解は水道局の連携を期待していたのに、何もなかったと言っているらしいが、そりゃ水道局の仕事じゃなくて、本来的には高齢応援課の仕事そのものだ。つまり、仕事としてアウトリーチを想定していない。「そんなことをするまで人ではいない」というんだろうが、それでは現場は動かない。
もちろん、もうダメだと思っても、「もうダメなんですが何とかしてもらえませんかネェ」と役場に言いに行ける人なんて非常に稀だろうというのは簡単に想像がつく。それをやらないから知らないよ、では応援していない。
この点に関してはもっとじっくりと書いておきたい。多分、じゃ、お前が窓口にいてみろよ、という声も聞こえてくるだろうとは思う。しかし、人を助けない役場は多分アベイズムだと言って良いんだろうと思う。
やると言っていて、やらない。安倍を支持するというのはそういうことだ。
