ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

京橋

 京橋には30年来の知人のお店がある。もともと大学の先輩であり、30年経ってもその先輩・後輩関係は変わらないけれど、本人たちがもうずいぶんとくたぶれてきた。何しろ年金まで後何年といっているくらいだからね。*1
 この人のお店に生まれてはじめて足を踏み入れたのは多分大学2年の時だったんじゃないかと思う。正確にいうと店の上にあった彼の部屋に招き入れられて、ジャズを聴きながら、お寿司をいただいた。これがもう、たまらなくうまかった。
 で、これまで店のたたずまいを写真に撮った記憶がない。今日は店に入る前に写真を撮ろうってんで店のたたずまいを撮って、隣にある、上の住居に入る扉の横にかかっている、長男がまだ5歳の時に書いた表札を撮ろうとしているところに、中から旦那が飛び出してきた。「無断でよそのうちを写真に撮るんじゃねぇ!」って。大笑い。久方ぶりのお寿司をいただいて、またまた舌が大喜び。マグロも逸品なんだけれども、どれもこれもネタがうまい。しゃりがこれまた実にうまい。実を云うと、下ごしらえに手のかかったものは夜にならないといただけないんだけれど、これがまたねぇ・・・。これをいただくってぇともう「鮨」というものは他でいただく気にならないんだなぁ。それでも昨今はランチ時にちょっとひねったものをお出ししないと、オフィス街では生き残りにくい。それで、「アジ丼」というユニークなものや、鮨系どんぶりものを考え出している。

*1:一体いつになったら本当にもらえるのか、まだまだ判らないけどね。「人生いろいろ、企業もいろいろ」なんて給料のただ取り、厚生年金のただ取りしていても、全然平気の平左、っていうような奴に議員年金がわたる事だけは我慢ならんけどね。参議院選挙前の五党党首討論会で、あいつははっきりと、「どこが悪いってんだ!」と居直っていた。