ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

初めての六本木ヒルズ

ようやくみんながわぁわぁいっている六本木ヒルズにやってきた。なんちゅうこともない。日比谷線六本木駅の中目黒側の改札からそのまままっすぐ地下を行くと、森ビルが作り出した異次元空間にそのまま入っていく事ができる。地下一階から地上二階に相当するところまでエスカレーターで上がる。お〜、これがその回転扉かい!と大きな声を上げたくなるように真っ正面にその扉があって、全部の回転扉が使用停止状況になっている。熱ものに懲りてンの?と聞きたくなる。


「蜘蛛男-2」のただ券を息子がくれたので、これを使おうという算段である。Virgin Cinemaのシネコンであるここにはいくつものスクリーンがあるらしい。今日、この映画を見たのはスクリーン#5であった。
(興味深い方は→http://www.tohocinemas.co.jp/top.htmlへ)
かつて、そう、多分1979年末に米国のある田舎町に行った時に、こうした、いくつもスクリーンがあって、同じ映画をふたつのスクリーンでやっているところに行った事がある。「次の回の切符はもう売り切れました」と云われてあきらめた。へぇ〜!椅子が一杯になったらもう売らないンだぁ!悠長なもんだなぁ、アメリカは!と驚いた。確かあれば「クレーマーVSクレーマー」だった。あれから20年経ってようやく日本の映画界はあの方式を取り入れるようになったんだね。しかし、この方式は大資本でないと取り入れる事はできないわけだ。一軒の小屋を持ってやってきた風呂屋方式の家族経営映画館じゃこれはやっていけないものなぁ。今までの日本はそうした小屋が成り立っていたのかも知れないな。でも、あのバブルでずいぶん駅前のそうした場所はどうにかなっちゃったかも知れないし、バブルがはじけてまた、それが加速されたのかも知れないなぁ。それにしても、デフレスパイラルの真っ最中といいながらも、こうした大手不動産開発、ま、良く言うデベロッパーというのはどうしてこうも大規模開発ができちゃうんですか?