ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

教文館にて

 毎回思うんだけれども、銀座教文館の一階の雑誌売り場はこれ以上どうにもならないんだろうなぁ。「失礼!」といわないと奥には絶対に入れない。その代わり、自分が探している時に入ってくる人は必ず一言も言わずにわたしの目の前をグイッ!と横切っていく。そうかといって上に上げてしまってはお客さんは入ってこないだろうし。

  • COYOTE No.7をようやく入手。今回の特集は「動物園」である。最近とみに動物園についての話題が豊富である。私にとっての動物園の原点は横浜野毛山の動物園、そして猿山といえば多摩川園である。あ、この話ブログに書いたような気がする。
  • 「面白半分」 宮武外骨 河出文庫宮武外骨著作集全八巻に復刻して収録されていると注記あり。どうやらここ10年間、油断している間に外骨先生はまたまた有名になってきているのかもしれないなぁと思ったら、編者として吉野孝雄氏の名前が。なるほど。
  • 「戦中・戦後 気侭画帳」武井武雄 ちくま学芸文庫:著者は1983年に90歳を前に逝去された童画家。文庫本の最後に「本書は筑摩書房より1973年に刊行された「戦中気侭画帳」と「戦後気侭画帳」を合本にし、文字を活字にしたものである」としてある。この本の面白いところは文庫本を90度時計と反対方向にまわし、上に開いてページを繰っていく本である。ご本人が「まえがき」に書いているが「和紙判取り帳が手に入ったので」昭和12年から24年11月まで5冊を書いたとしてある。絵が描かれているだけではなくて、その中に説明書きがしてあり、まさに絵日記である。