ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

仕事

 後半はインプット作業にまたもや没頭する。その中で気になる論文を見つけたので、自分用にコピーをとる。この作業は結構しんどいのだけれども、こうした役得があるので、結構嫌いじゃない。ただ、ちょっと放り出しておくとインプットするべき書籍が山積みになるのが困る。関連する分野のものだけなら良いのだけれども、結構周辺分野のものも送っていただけるので、その分類に迷うことが多い。今日は自分位しか興味を持つ人がいないかも知れないものがあったけれど、迷うことなくインプットしてしまった。
 今月末で引退される方のお部屋の片づけをしていると大変に興味深い小冊子を見つけてしまった。1957年に発行された「オーストリア スキー教程」である。クルッケンハウザーが書き、法政大学出版局から発行されたものである。当時の価格が800円である。翻訳者は当時法政大学の助教授で、全日本スキー連盟技術員であった福岡孝行氏である。見よこの連続写真を。見よ、この外傾プルークを!そして、この紐の(おそらくダブルであろうと思われる)靴を。ポールのリングはもちろん竹である。半世紀前の書物である。(こういうのは大好きなのだ。)ちゃあ〜んとデラパージュのことだって出ているのだ。今のスキーヤーは知らないらしい。