ほぼ足りてまだ欲 その先

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上田・北国街道・柳町「おお西」のそば

 つれあいの友達が今日も遊んでくれるとやってきた。前にテレビで見た上田の「おお西」という蕎麦屋に行く。上田には地元の人がよくいく「草笛」という蕎麦屋があって私の好みの店の中ではここが量、質、価格ともに一番。「おお西」は創作的な蕎麦で注目されているという。地図とナビゲーターに導かれて到着してみるとなんとその通りは旧北国街道の一部で柳町という一角である。小諸の北国街道の本町と全く同じ状況である。あそこでやはり核になっているのが「そば七」という蕎麦屋である。
 「おお西」で食べたのは発芽そばと更科の二種盛り。たっぷりと旨い蕎麦なんだけれど、一人前の値段はちょっとやそっとではない。一同それぞれに三色盛りやら四季蕎麦やらを注文。「旨いけれど、日頃喰うなら草笛だろう」と衆議は一致。(1408トラのアルバムにおお西の蕎麦をアップ。)
 その後、そのそば七がある小諸の本町にまわる。毎年顔を出す骨董の萬屋をまた今年も覗く。旦那はいなかったけれど、おかみさんが対応してくださる。つれあいはまた日ごとのおかず皿に使えるものを捜す。ちょっと洒落ているけれど、目立たないところに修復可能な傷があって格安なものを捜すのである。おかみさんは並んでいる全ての皿を掌握しているところが凄い。「そば七」の前に来ると通りかかったおじさんが郵便配達の人に「ここは有名なの?」と聞いている。若い郵便配達人はそば七のことをよく知らないようだ。「ここの蕎麦は旨いですよ」と声をかける。宣伝マンである。
 3時過ぎに小諸の「あぐりの湯」に行く。それまで顔を見せなかった浅間山が顔を見せる。この風呂そのものは大したことはないが、露天風呂から見た浅間のパノラマはとにかく最高である。これまでこの近辺の風呂に幾つも入っているけれど、この景色に勝てるものはない。佐久平までおり、復活していた昔の「ふれあい市場」スーパーで鮨を買って帰る。ぐっすりと8-9時間寝る。東京ではなんで途中で眼が覚めてしまうのだろうか。