ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

mixi

 私はGREEにもmixiにも登録をしている。初めて紹介していただいたのがmixiだったのでそっちを主流に使っているうちにどんどん後から登録したGREEを使わなくなった。デザインから云ったら断然GREEだと思うのだけれども、流れとしては全くmixiの方が面白かった。他にもSNSはあり、galaxにも登録したけれどどうもパソコンとの相性が悪く、全く使えないものであったので、お友達をそのままmixiに引っ張ってしまった。そういえばGREEからも何人か引っ張ったことがある。逆にmixiに入っている友人に頼まれてGREEを紹介したということもある。
 mixiではマイ・ミクに繋がっている人が今現在53人(なかにはなんで繋がっているのか、その経緯を全く忘れている人もいる)、登録しているコミュニティが46あり、そのうち自分ではじめたものが3つある。随分たくさんのコミュニティに参加しているものだけれども、この程度は多いとは云えそうもない。私が登録しているコミュニティの中で一番多いのは自分が通っていた学校絡みと住んでいた町絡みである。なにしろ小学校が三つ、中学が二つ、高校、予備校、大学が三つとあるのでそれだけでも10となる。
 日頃からmixiに書き込む人のほとんどは20代以下だと思っていた。2005年3月の調査によると、10代、20代で33%、30代が28%、40代が5%、50代以上がわずか3%だとされている。尤もこれは会員数が100万人に達していない頃である。今日の時点ではmixiカウンター(誰がやっているんだろうか?)では666万人とされている。そのままの割合で進捗しているとしたら現時点では50代以上は20万人くらいはいるはずだから、もっといろいろなコアなコミュニティに登録者が増えてもおかしくない。それなのに、あんまり出会わないのは・・と考えると → 結論:いい歳した人達はこんなところで時間を費やさない、というのが妥当なところか。私はちょっと中毒患者といっても良いだろう。
 何万人もの人達が生産行動に時間を費やすことなく、こうした行為にエネルギーと時間を費やしているのはどういうことだろうと我が身を振り返ってみると、どうやら顕示欲だったり、回顧病であったり(回想法を適用する利用者としては非常に使える利用者例となり得るかも知れないけれど)、云ってみればお節介なんだろうという気はする。
 NIFTYに首を突っ込んでいた頃もフォーラムで知り合った方からそのフォーラムの一部のお部屋係りをやってもらえないかというご依頼を戴いてちょっと逡巡したものの、すぐさま引き受け、しばらくやっていた。全く知らない人が何か書き込んでも、誰も反応しなかったら、すぐさま反応してあげたりすることで何となく役に立っていた感なんてものを満足させていたこともある。
 どうも今でも時々mixiでそんな気分になることがあって、見も知らない人の質問に答えたりする。mixiの場合はその人がどんな人か見に行くことができるのだけれども、その分誰が見に来たのか分かる具合になっている。
 あの頃も、今もあんまり変わらないなぁと思えるのは自分の結論を持っていながら、どっちがよいと思いますか、あるいは、他にないでしょうか、という問いかけを持ち出す人達である。こっちも結構お節介焼きだから、あっちをひっくり返したり、こっちを調べたりして、これしかないだろうという結論を提示してあげても、結局自分が持ってきた結論を選択してどこかへ行ってしまうのである。そして、結果報告に帰ってくる人は一握りである。これは10年来全く変わらない。人間はそう簡単には進歩したりしないのである。その代わり、退化するのはあっという間である。
 これだけ登録者が増えてくるとmixiのコミュニティはよもやこんなことを考えるとは!と舌を巻きそうなものができてくる。先日びっくりしたのは、わが母校の編入者のコミュニティができていたのには驚いたのだ。今度は回顧系として今はなきわが予備校のコミュニティを構築してみようかと思っているんだけれど、どうかなぁ。(拓郎の♪あぁ、春だったんだねぇ〜っ!を聴きながら)
→ なんと、やっぱり既にその既に存在しない予備校のコミュニティが存在していた。どうなっているのかねぇ、世の中は。