ほぼ足りてまだ欲 その先

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博打

 昨日のことか。ラジオを聴いていてびっくりした。NECの社内ゴルフコンペで60数人が参加して優勝者を予想し、現金を馬券と称して賭けていたグループを逮捕したというのである。新聞各紙の記事を見るとほとんど同じで、見るからに官憲の発表ものをそのまま書いているに違いない。大体こんなことが記事になること自体が疑問である。記事にするようにとでも云う指示が官憲から通達されるのだろうか。そうは云われないけれど、そんな暗黙の了解があるに違いない。書かなかったらお前らの業界のクラブで昔からやっていた(今はもうそんなことする奴はいないだろうけれど・・・まさか?)チャバナ麻雀*1を摘発するぞ、とでも云われるのかも知れないけれどね。それにしても一口200円で537口集めたのは幹事は結構頑張ったかも知れない、と思ったが去年の10月-12月で三回コンペをやったというのだから、一回あたりは180口くらいなんだとすると、まぁたいしたこたぁないが、事業部のコンペを今時毎月やっていたということの方が意外だった。優勝した奴に渡す飼い葉料は一割だったのかね、それとももっと多かったのだろうか。時効は3年だそうだが、惜しかった。
 多分様々な方が書いておられるんだろうけれど、これは「見せしめ摘発」の典型だね。街のパチンコ屋の直ぐ傍のすぐ目と鼻の先に堂々とあたかも外から襲われまいと小さな口が開いただけの、誰が見ても妙な古物商があることはそのままにして、こっちのことを全国紙に勢揃いで書かせることの不自然さはどうしようもないよね。昨日通りかかったあるパチンコ屋なんぞは店のすぐ横に小屋があって、看板には「○○ホール 景品交換所」と堂々と記してあるんだが、官憲諸君、あれは一体なんなんだね。景品を一体全体何に交換すると認識しておるのかね。一度見解をお聞かせ頂けると知識が広まるのだけれど。
 「みぃ〜ちゃった、みぃ〜ちゃった!せ〜んせ〜にいってやろぉ〜、」ってのを「土曜ワイド」で聞いた。その実、いいやぁしないんだけれどね。今は誰にどこでどう見られていようとそんなのしりゃぁしねぇよ、ってのが世の中一般である。お里が知れようが、親の顔なんぞいくらでも見せようってなもんである。

*1:かつてのNHKの「事件記者」を見るまでもなく、昔の各地の新聞記者クラブには麻雀台はつきものだった。彼らの麻雀は誰がどんな役で上がろうと定額の勝ちであった。風も関係なし。ダラが何時はいって誰かに交替しても成り立つ麻雀であった、とかつて記者だった先輩に教えて頂いた。ま、伝聞である。