ほぼ足りてまだ欲 その先

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賭け麻雀

 下々にとっては当たり前のことなんだけれど、東京高検の検事長が新聞記者相手に賭け麻雀にうつつを抜かしていたのは誠にもって怪しからん。かつては賭け麻雀で市井の民が警察に踏み込まれた、という記事を新聞に散見したものだ。あれは多分に戒めの意味でやっていたんだろうとは思う。高校野球トトカルチョ(これ、どこの言葉だ?)で一網打尽になった話も聞いたことがある。相手になっていたのが新聞記者だというのがこれまた相当にヤバい。相当にヤバいが、新聞記者の世界では昔から「茶殻」という方式で麻雀が日常になっていた。なにしろ、各所にある記者クラブには必ず雀卓があった。一般に行われているように半チャンを何回というやり方ではない。そんなことをしていたら、半チャン廻るまで抜けられない。いざという時のために、一発勝負でうつ。負けたらその場で一定額を卓に投げて抜けても良い。ずぶずぶになる。
 これで黒川検事長は辞任に追いやられるか、あるいは虎の威を借りて、居直るかだろう。強姦を逃げている山口某とか、収賄を知らん顔してテレビにまで出てくる甘利某なんぞと一緒で居直るかも知れない。それでも、検察は恐れをなして黒川に知らん顔するか。