ほぼ足りてまだ欲 その先

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トゥルー・フード

 先日来明治製菓の前を通るたびに薄茶色のダウンコートを着用に及んだ女性が何人も明治製菓の「100%チョコレート」の店頭販売をしているのを見たと報告し、そのサイトがまた面白いと書いてきた。実は先日NPO環境団体で、その過激さで知られている「グリーンピース」がこんな文章で始まるプレスレリースを発表していた。

 2007年2月9日 特定非営利活動法人グリーンピース・ジャパン(所在地:東京都新宿区、事務局長:星川淳)は、遺伝子組み換え原料を使用していないチョコレートを紹介する「トゥルーフード・ミニガイド 〜チョコレート編〜」を発行し、2月9日から「明治製菓さんにトゥルーフード(注1)なチョコレートを届けよう」キャンペーンを開始しました。

 いったい何事かと読み進むと「日本製のほとんどのチョコレートに添加物として、大豆由来の乳化剤(レシチン)が使われており、その原料は遺伝子組み換え不分別のダイズです。そして、その遺伝子組み換え使用は表示されません。除草剤をかけても枯れないように遺伝子操作された遺伝子組み換えダイズには、草を枯らす農薬が残留しています」と書かれているだけじゃなくて、この際メーカーに働きかけましょうと、こんなことまで書いてある。「明治製菓に対して「遺伝子組み換えゼロのチョコレートを作ってください」とのメッセージを一般の方から募集します。メッセージを送っていただいた全ての方に、遺伝子組み換え原料を一切つかわないチョコレートがひと目でわかる「トゥルーフード・ミニガイド 〜チョコレート編〜」をプレゼント」というのである。
 加工食品を食べるときにはいつも、ひょっとして何か加わっていても俺らにはどうせわからんのだろうなぁとは思っている。しかし、こんなプレス・レリースが全くマスコミに反応されないのだとすると、これはまたこれで問題のような気がする。あ、そういえばバレンタイン・デイだからこの働きかけか?そして、お菓子メーカーは大変貴重なスポンサーだ。