ほぼ足りてまだ欲 その先

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実はよく知らなかった

 参議院議員選挙東京選挙区では丸川の当選は本当に意外だった。保坂三蔵がもう既に賞味期限が切れてきているという感覚は持っていたものの、よく見ていないからあまり知らなかったのだけれども、なんだか投票権のない、だからずっと投票すらいっていなくて、多くのマスコミの目の前でようやくそれに気付き、挙げ句の果てに大衆の面前で泣き伏すなんてお嬢ちゃんが当選する訳がないと思っていたものだからものすごく驚いた。今回の選挙をざっと眺めると保坂三蔵に見るように「もういいだろう!?」というような現役が随分負けているようだ。
 しかし、この勢いに乗って次に多分行われるであろう衆議院議員選挙も同じように民社が自民を圧倒するかといえば(共同通信のシミュレーションはそれなりに面白いが)、それは相当に難しい。民主党が連続的にカッキ〜ンッ!とクリーンヒットをかっ飛ばすか、自民党が「こりゃダメだ!」という大失敗をもう一度やらないとこのままのパターンで終わると考えるのは難しい。なぜか。日本人くらいこの辺が期待できない国民は多分居ない。今回の参議院選挙でちょっとお灸を据えたからこれで良いだろう、お前らわかったな?なんてもんで反対にまた大きく秤が振れる。その辺の居酒屋で呑んでる普通のサラリーマンが、「野党に政権を渡してしまったらろくなことは起きないのだ」と蕩々と語ろうというくらいのものだ。自分が自民党が支える企業社会から搾取されていることに全く気がつかないのだから、ノー天気なものだが、それが多くのパターンを占めると理解した方が間違いが少ない。
 本当に忠告しておくが、日本人は裏切るよ、野党諸兄!