アップル・ストアへの行き帰りにいつものルートを歩く。歩行者天国になっている中央通りは歩きにくいほどの人出だけれども、いつもの週末の昼過ぎに比べると慌ただしさがない。ひょとするとJRAの競馬が馬インフルエンザの大流行で中止になっていることが関係があるのかも知れない。
伊東屋では先日入手したペリカーノの伊東屋限定の黒軸に入れたブルーブラックのカートリッジを入手。あの時に入手したもうひとつの方に気をとられていてこっちのカートリッジをストックに入れておくのを忘れていた。オフィス・デポではコクヨのCampus澪とメモ用紙、そして油性の1.0mmのボールペン、そしてzebraの3色水性ペンのリフィル。
ブックセンターにまたまわる。
- 「十七歳の硫黄島」秋草鶴次著 文春新書 2006.12 先日ラジオ深夜便で聞き、昨年の「NHKスペシャル硫黄島玉砕戦-生還者61年目の証言」の再放送で知った。「(死んで)どんな意味があったか、それは難しい。でもあの戦争からこちら60年、この国は戦争をしないですんだのだから、おめえの死は無意味じゃねえ、と言ってやりたい」
- 「ルポ最底辺-不安定就労と野宿」生田武志著 ちくま新書 2007.08
- 「生物と無生物のあいだ」福岡伸一著 講談社現代新書 2007.07 今とても売れているらしい。現代新書の平積みの中でここだけぼこっと穴が開いたように減っていた。まえがきのところにDNAのらせんについてのなにやら魅惑ありげなことが書かれているぞ。
- 『「昭和」とは何だったのか』 保阪正康著 講談社文庫 2008.08 それまで各雑誌に書いていたものをまとめ2005.11に五月書房から刊行されたものに書き下ろしを加えたもの。「・・・この歴史的経緯を無視して、ほころびの見える戦後レジームの解体だけを叫ぶのは歴史に無頓着なだけでなく、無責任でもある。戦後レジームを実体化していくべきこれからの努力を無視しての暴論である。安倍首相の言にはその響きがある。」
- 「世界」9月号 岩波書店 特集は「地球温暖化 - 人類はこの困難に立ち向かえるか?」、野田正彰の連載「虜囚の記憶を贈る」第2回、「座談会 ワーキング・プア 日本とアメリカの現状を語る」デイヴィッド・K・シプラー、森岡考二、湯浅誠。