明日の木曜日は諸聖徒日で、その翌日が逝去者に祈る日とされている(といったって限られた人々の間でだけれど)。で、その諸聖徒日というのがカソリックの人たちの間では万聖節といわれているのではなかったか。全ての聖人と殉教者を記念する日ということだったかな。で、その前の晩がいわゆるハロゥウィーンである。なんだか知らないが、最近やたらとこのハロゥウィーンが幅をきかせている。わが地元でもちょっと歩くとむかぁ〜しっからある子ども洋服屋さんのショウ・ウィンドウはなにやらオレンジ色一色になっていて、ころころと南瓜のまがい物が転がっているのである。わが民族は機を見るに敏であることについては群を抜いているんだろうから、こんなことだってどんどん取り込んでしまうのであるな。ま、なんでも良いんだ。とにかく。
しかし、それは昔、お殿さんが下々の不満ガスを抜くためにお祭りなんかを盛大にやったのと同じように、肝心の所に市民の目が集まらないように、特に力を持っている若い人たちの不満ガスをプシュゥ〜!と抜いてしまうという意図を持ってなんとかヒルズとか、かんとかタウンやらでイベントを打たせているってことなんだよ、きっと。福田のおっさんが出てきたのもそれなんだよな、多分。スリスリ両手をすりあわせている雰囲気で、「そうそう、そうなんですよね」なんちゃって、「でも、結局反対なんでしょ?最後には?」とやって、さしもの共産党の小池君も肩から力ががっくり落ちちゃっていたものなぁ。週刊金曜日の10/19号の特集のタイトルが面白かった。「福田“低頭”内閣にだまされるな」ってんだなぁ。みんな欺されちゃうね。今や小沢の方が過激な雰囲気があるもの。その上、あの石破が「私もそう思いますぅ」といってみたり、舛添が官僚に喧嘩売ったりしている様に見せているのは明確に選挙対策だ。でもって、衆議院選挙さえ乗り越えちゃえばすっかり元通りとなるのは明白。でも、そうなるんだろうなぁ・・・って、一体なんの話だったのやら・・。