ほぼ足りてまだ欲 その先

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忘れていた本

 例の日米交換船に乗っていた天野芳太郎の「わが囚われの記」(中公文庫 1983)をひょんなことから書棚に発見。やっぱりきちんとした蔵書リストを作っておかないとまずいなぁ。この本は巻末の解説に書かれているように1943年6月に出版されたものだそうで、序は昭和十八年三月十五日付で元米国議会図書館東洋部長たる坂西志保が書いている。私はてっきり戦後に書かれた本なんだとばかり思っていた。ところで一体この本をどこの古本やで入手したのだろうかとためつすがめつしてみると、なんと1983年11月6日の銀座・福武書店のレシートが出てきた。つまり自分で買ったということだった。