明日の夜の集まりに必要なものを調達に出かけたついでに地元の図書館に上がる。昨日タスマニアの番組を録画して置いたものを見たものだから、じゃ他にはどんなものがあるのかと思って見にいった。このシリーズのものは何故か知らないがこの図書館では全部二本ずつ持っている。そんなに当時は需要があったのだろうか。米国の国立公園なんかもぞろっと揃っている。
「世界遺産」の中からイェローストーンとヨセミテを借りてくる。両方ともに火事の話が出てくる。かつては米国の国立公園も山火事が起きると消火に努めたが、自然に発生したものは自然に任せることになったという。その結果様々なことが起きているけれど、本来の自然の姿だというのはかなり正しい。しかし、残念ながらわが国では人口が多すぎてしまってそんなことは云っていられない。昨日もその前日も鹿が里に下りてきて住宅の間にたたずんでいたという話なんかでてんやわんやだったりする。私達は残念ながらそうした環境に暮らしている。すると、そんな自然に接しようとするとそうした自然を保ち得るところに出かけて行かなくてはならないと云うことになるのだ。
20年以上昔に仕事のついでにヨセミテには一泊したことがある。どんなついでだよと云われること必死であるが、正真正銘の仕事だった。もう一度この眼であのハーフドームを見てみたい。
VHSのビデオ・テープをちょろっと調べてみたら、10年以上前に友人の一人が出演したテレビ朝日のCS番組のテープが出てきた。局からそのまま貰ったテープの様だ。司会は広川太一郎で、友人もとても若い。懐かしく見てしまった。あれからもうとっくに10年が過ぎたのかと思うと人生なんて本当にすぐに終わってしまうわけで、逡巡している場合じゃないとまた思う。
