ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

銀座和光 Window Display

 銀座四丁目の角にある、泣く子も黙る(私は一度しか入ったことがないが)銀座和光のビルは現在メンテナンス中である。しかし、ウィンドウ・ディスプレイの方はちょっと前から面白い金網を使った人形になっていて夜なんかは写真が撮りたくてたまらなくなるという魅力を持っている。その証拠にはブログを検索するとあちこちの方々が掲載している。和光にとってはとても良い宣伝になるだろうけれど、私の様な縁もゆかりもなさそうな奴に書かれてもかえってイメージダウンかも知れない。そんなことを考えていたわけではないが、並木通りを京橋の方から来たら見慣れぬビルができあがっていて(いや、なにしろあの辺はぱたぱたと何棟ものビルができあがって来ちゃうのでどれのことを云っているのかわからない)、何とそれが和光の並木ビルってぇ奴なんだそうだ。なんですぐに分かったのかと云えば、全く同じトーンのディスプレイが入口やウィンドウを飾っていたのだ。こうなるときっとこのディスプレイの作者が見つかるだろうと思ったら、そのまま和光のサイトに記載あり。

「戯」
並木館オープンにあわせて今回登場させたのは、ユーモラスで、独特な存在感を放つアルミメッシュの造形。彫刻家、菱山裕子さんの作品"a big girl -sign-"です。並木館のイメージとも重なる 銀色に輝く樹と戯れ、くつろぎ少しおどけながら並木通りへそして秋へと続く物語を語っているといった趣向です。
アートディレクター:武蔵 淳(株式会社和光 デザイン・広報部)、アーティスト:菱山裕子(彫刻家)→ こちら

 一方、銀座四丁目といえば和光の隣のパンの木村屋の隣の山野楽器の、そのまた隣の御木本真珠は入口の横の大きな野外ディスプレイは多くの人が携帯をかざして写真を撮っているが(もうクリスマスツリーなんかは人が歩けなくなるので警備員が出るほどだ)、その入口の右側にある小さなディスプレイがこれまた毎回凝っている。前回のアコヤ貝で装飾されたオブジェ「SHELL CUBE(シェルキューブ)」は学生コンテストで選ばれた日大芸術の学生とミキモトとのコラボレーションだったらしいのだけれど、今度のはその延長線としてなのか知らないが、これまたアコヤ貝を使った貝の絵袷風のもので、連続的に桜の絵が描いてある。あ、肝心のアクセサリーを見るのを忘れた。