ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩っつうか訓練

 何度もお話をしているけれど、私の右耳はひねくれているんだそうで、耳垢が外に出てこないで、中で固まっちまう。そうすると鼓膜を覆ってしまって徐々に聞こえが悪くなってくる。耳鼻科の先生のところに3-4ヶ月おきにいってはふやかしてとって戴く。今回はどうも炎症を起こしているらしくて、先生が点耳薬を処方してくれた。処方箋を持って薬局にいったら薬剤師の方が「どんな状態?」とお聞きになるので、ご説明する。
 そこから始まって、今日は一生懸命歩いたら、床屋にいくのを忘れてしまったけれど、一応目標の1万歩を辛うじて超えることができた。大して歩けやしない。
 随分久しぶりに銀座松坂屋の地下に入って「乾山」のイートインでいつものひれカツ丼を食す。先客二人。一人は「アリガト」の発音からいってフランス語系か。彼はカツカレー。もう一人は私より歳上のおじさんでカツ丼。食事後に「水を頂戴」といったのは多分薬飲み用だろう。あとから黒ずくめのおばさんが入ってきて、カツカレーを注文していたのだけれど、このひと荷物を横の椅子において、店員さんに「お客さんが来たらおろすから、ここにおかせて下さい。割れ物なので」と仰った。割れ物だったら下に置いた方が安全だとすぐに私はそう思った。
 そういえば銀座松坂屋は6月30日で閉店して再開発になる。お勘定の時に、店員さんに、「その後はどうなるんですか?」とお伺いしたら戻っては来ないだろうという。思わず「そうですかぁ、長いことお世話になりました」と挨拶してしまった。ということは隣の天麩羅屋もそうなのか。肉のスギモトはどうなるんだろう。私の大事な大事な昼飯どころがまたなくなる。年寄りは早く消えろということだろうかねぇ。
 そうそう、なくなるといえば京橋の警察博物館の横にあったLIXILのギャラリーが4月14日から休館になっていると貼り紙が出ていて、HPを探したら9月にリニューアルオープンするんだそうだ。あの界隈は新しいビルがにょきにょきとできているし、元の千代田生命のビルの跡地もあれよあれよという間ににょきにょき工事が進む。明治屋の横の大ブロックもこれから工事だし、昔の酒屋さんの跡地のビルもあらかたできあがっている。
 もはや爺さん婆さんにはおよそ縁のない街になりつつある。つまんねぇ次第である。

ルーヴル美術館の楽しみ方 (とんぼの本)

ルーヴル美術館の楽しみ方 (とんぼの本)

なんと赤瀬川原平である。この前も京都のこの種の本を買ったら赤瀬川原平だった。赤瀬川が10日間通ったのだそうだ。こういう本は大好きだ。
世界 2013年 06月号 [雑誌]

世界 2013年 06月号 [雑誌]

ガウディの伝言 (光文社新書)

ガウディの伝言 (光文社新書)

 あの20数年石を刻んでいる人が書いた新書。