ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

家からでないでいると

 実は今週はちょろちょろっとは出ていたけれど、ほとんど家から出ないで籠もっていた。昨日漸くその気になって外に出たら、歩き始めて半時間ほどはなかなか調子が出ない。頭がその気になって回転しないと云ったらよいのだろうか。全く靴を履かなかったのはわずかに2日間だというのにである。これじゃ、病気になったりして寝込んだから、治ったとしてもそこから以前の状態に復帰するにはかなりの時間を要することになるだろうことは容易に想像がつく。そして、そのリカバリーに要する時間というのは年齢を重ねれば重ねるほど永くかかることになるのだろう。
 こうして考えると精神的に病んでいた人たちがリカバーするのには並大抵の時間では実現しない。それを考えるとこうした人たちの生活を私たちのこの社会が無条件で支援していかなくてはならない、いや支援していくことが当たり前のことであることに異論の出ようがない。それなのに、システムとして大きな変革を施すことによってその支援のあり方がどんどん難しくなるのは、極々普通に考えたとしてもこれは社会のシステムとしては退化、そのものだと思う。昔はそんなことなくても社会は動いていたじゃないか、ということを云う人もいる。それは社会が無視してきたと云うことなのだと思う。それができる様な意識を私たちが持つことができる様になったという社会の発展ができてきたと云うことだ。だから予算を減らすしかないからしょうがないだろうというのでは高級官僚の仕事としては甚だお粗末だ。こんなことまでお願いして大変に恐縮だけれども、そういうシステムを旨く考え出すのがあぁたがたの仕事なんであって「法によってこれ以上動きようがない」のであれば、内閣にアドヴァイスするのがするべきことではないのだろうか。