ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

図書館

 学校に行って卒業生用の図書館利用カードを延長する。これでまた3冊ずつ借り出すことができるし、閲覧することができる。ここの図書館はいくつもに分散しているところが難。昔はそうでもなかったけれど、あっちに行ったりこっちに行ったりするのが面倒なり。かねて一度見てみたいと思っていたカール・G・ヨネダの「GANBATTE. Sixty-Year Struggle of a Kibei Worker(邦題:日系米人革命家60年の奇跡)」を借り出す。「アメリカ一情報兵士の日記」はもうひとつ別の図書館にあるらしいので後日見てみようと思う。こっちの小さい図書室ではこんなものを発見。

  • 「回想録」コーデル・ハル著 翻訳出版:朝日新聞社 1949.04:「ハル回顧録 (中公文庫BIBLIO20世紀)コーデル ハル (著), 宮地 健次郎 (翻訳) 」はこれの再版のようだ。国立公文書館のアジア歴史文化センター、「公文書に見る日米交渉〜開戦への経緯〜」の参考図書にはこちらが出てくる。野村吉三郎がコーデル・ハルをはじめてワシントンに訪問したのは1941年2月12日だという。3月8日のカールトン・ホテルでの会談以降真珠湾攻撃の日までに4,50回の会談をしたとしてある(p.158)。カビの匂いでくしゃみが止まらない。
  • 参謀本部編『明治百年史叢書 杉山メモ −大本営・政府連絡会議等筆記− 上下巻』(原書房、1967)もひっそりとある。
  • 日系人強制収容所新聞「トパーズ・タイムズ(1-10+別巻)」日本図書センター , 1990.9-1990.12:戦時中のユタ州トパーズ日系人収容所で発行されていたタイプ印刷の新聞。これは一度じっくり読んでいきたい。別巻には英語と日本語(トパーズ・タイムズには一世のための邦文頁もある)の索引があり、巻末にはトパーズへ移送される前の一次施設で発行されていた新聞も掲載されている。(索引に誰かが鉛筆で印を付けるという行儀の悪い使い方をしてあって不愉快。)

 雨足ひどくなり、できるだけ濡れない様にバスで帰る。