ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

「もったいない」と仕舞い込み

 家電製品の消費電力が大きいと電力消費が多くなる訳だからそれがそのまま地球の温暖化に影響を与えてしまうということになるという。若い人たちが新しい生活を始め、あるいは新しい家庭を築いて新しい電化製品を購入に及ぶ時には最新型の電化製品をお買いあげになるのだから、そうした観点で開発された極力消費電力量の少ないものを手に入れて、地球の温暖化阻止に寄与できる様に考える。今や大型家電小売店に行って展示してあるものを見てみると、必ずといって良いほど「消費電力量」が記載してあって、こっちの方が地球温暖化阻止に寄与できますよ、といわんばかりである。
 それを見るたびに家でもう20年も使っているマイクロ・ウェーブ・オーブンだとか、10年くらいになるテレビだとか、いつ入手したのかもう思い出せないアンプのことを考えない訳にはいかない。あの当時、いくらしたっけなぁと考えながら、あんなに無理して購入に及んだというのに、それを大事に大事に「もったいない」と使ってきた私は一体なんだろう、ということになってしまう。高齢者医療制度じゃないけれど、なんだか「長期」とか「長い」と云うことが何よりも凄いなぁと云われた時代が懐かしい。
 それにしても天木直人が彼のブログで取り上げていた塩爺産経新聞塩爺のよく聞いてください】(2008.4.17 03:07)には笑った。

  • 後期高齢者医療制度」の通知が役所から郵送されてきた。
  • その紙切れは私の人生を否定するものでしかなかった。
  • 新幹線の中で見知らぬ高齢の男性から「わしらはもう死ねということですか」と涙目で訴えかけられた。私は「国が間違っとる」と返すのがやっとだった。

あれっ!?あれっ!?塩川正十郎はいったい何をやっていたんだっけ?何をすっとぼけているって云うんだよ。あの法案を強行採決した時の内閣の一員じゃなかったっけ、あんた!?おふざけもいい加減にせよ。
 今朝の日本テレビの朝の番組に出ていた当時の元内閣の一員でどこかの大学の先生に出戻っている兄ちゃんも政治家辞めちゃえば云いたい放題。彼はもともと“累進課税は「悪しき結果平等」(ウィッキペディア)”だと仰っておいでなんだそうだからどう考えても私と話があう訳はないのだけれども、自分が小泉「大声」「云いっぱなし」内閣の一員であったことを明確に認識したらこうしていけしゃーしゃーと人前には出られやしないだろうに。格差があることが問題じゃなくて貧困が問題なんだという議論のすり替えには私たちは「だからどうなんだよ」と切り返したい。取る奴が取ってしまった結果貧困が生み出されていることが問題なんだよ、と云いたい。今の労働環境を見たら誰が見る目にも明らかだ。
 あれ?どこに来たんだ、今日の直感は。