ほぼ足りてまだ欲 その先

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ばれなきゃ

 ここの所の出来事を見ていると、資本主義社会というのはどうも何が起こってもおかしくない、という社会のようだし、どんなことをやってもばれなきゃ良いという社会的倫理観で暮らす社会のようである。その結果、なんらかの被害が同じ社会に暮らす人に及んだときには、なんらかの代償を支払えばそれで償ったんだからそれを追求しないということになっているらしく、その点では倫理観というものはこの社会で成功するには無用のものらしい。
 そうした暮らし方を追求していく人にとってはうまくいけばそれで万々歳で良いんだし、結果としてうまくいかなくてもそれで死刑になるわけでもなさそうだ。
 凄い資産があるんだぞ、あるんだぞといって周りから投資させた挙げ句にその根底となる根拠が嘘だった、という殆ど詐欺に近いことをやったとしても死刑にもならないだろうし、依然として一等地の何十階建てのマンションの中で暮らし続けているイノブタ君だっている。どんなものだろうと容易に見分けられないようなものなら大丈夫と売り飛ばし続けて、最後に見つかったら会社を解散しちゃえばよいという偽米屋だって死刑なんかになるわけはない。
 リーマン・ブラザーズは日本法人関連4社があっという間に国内資産の保全を図るために会社更生法適用申請を行って、4社の負債総額は4兆6000億円という。明らかに事前準備が終わっていて、アメリカの親法人のニュースが出るや否や提出することにしてあったシナリオが完璧に行われたんだろうと見て間違いはなさそうだ。これからどうなるのかは知らないけれど、このグループの社債に投資していた金融機関には動揺が走っているはずだ。彼らが危なくなったとしたら政府はどうにかするのだろうか。

米連邦準備制度理事会FRB)とニューヨーク連銀は16日、経営危機に陥っていた米保険大手AIGに対して最大850億ドル(約9兆円)を融資する方針を決めた。期間は2年。融資と引き換えに、米政府がAIG株式の79.9%を取得する権利を確保し、公的管理下に置いて経営再建を支援する。毎日新聞 2008年9月17日 東京夕刊

 いいなぁ、やるときゃやり放題で、詰まっちまったらお助けぇ〜!でいいんだ。国営の保険会社かよ。そういやぁ、わが国だって国営だった金融機関もいくつもあったんじゃなかったっけ?挙げ句に外資に売り飛ばしてしまったんじゃなかったっけ?違ったかなぁ。