今朝は午前3時近くになってもまだ参議院の本会議が続いています。国営テレビのNHKは中継しません。チャンネルを5つも6つも持っているのに。どうやったら見られるのかといったら、ネット上で「参議院テレビ」で検索すれば見ることができます。
なんで、こんな時間までやっているのかと思ったら、ここへ来て、行政府が立法府を従えてしまって、さっさと入管法改悪とか、漁業法の改悪とか、やっているからなんですが、各委員会を全部強行採決で突破し、挙げ句に本会議では、反対討論を各会派からたったの10分に制限し、挙げ句に、賛成をしている自民、公明、維新等はなんと賛成討論をしないという始末です。どういうことですか?
確か、学校では「三権分立」が民主主義の根幹のひとつだと習った記憶がありますが、今では、立法も司法も、なぜか(理由はわかっていますが)行政の元に置かれているかの如くでございます。なにかというと、「国会で充分互議論を戴いて」といっている安倍晋三は自分が「立法府の長だ」と何度も国会でいっているくらいですからね。
こんなことになってしまったのを黙してみているだけなのが、先進国であるこの国の国民です。こんな欺瞞を許してしまっているのはこんな国会を作ってしまった国民です。作り直さなくてはなりません。間違った民主主義だからです。え?民主主義なんてどうでも良いんですか?