随分前から家でパソコンにむかっている時はiTunesのradioで「radioio Vocal Jazz」を流している。このstationはご機嫌そのもので様々なswing感にあふれたボーカルを愉しむことができる。私のかつての職場の同僚でウィーンに単身赴任している友人がいる。彼はいつごろからかJazz vocalに目覚めていて、今や現地でもJazz vocalistについて自分の唄の練習をしているそうだ。彼がヨーロッパのfemale jazz vocalistの情報をどんどん送ってくる。私は米国の、いわゆるこれまでに売れていたvocalistしかしらないから、驚くことばかりなんだけれど、このstationをならしていると次から次に名前は知らないけれど、良い歌い手がどんどん流れてくる。
そこで、彼にこのstationは良いよ、とお知らせしたけれど反応がない。先日久しぶりにあった時に話してみたら、来年には東京に帰ってくるからネット環境を完備するつもりがないというのだ。なんで？と聞いたらやはり言葉の壁（彼は英語は流ちょうで、それで仕事をしている）は大きいというのと、設備的にそんなに進んでいないので未だにネットはダイヤル・アップなんだというのだ。なるほど、私はもう日本のこの環境に埋没しているんだなぁと再認識したという次第。ところが欧州でも新しもの好きの国民性か、そうでないかというのは大きそうだ。米国は都会にいさえすれば殆どネット環境で不満は感じないが、欧州はどうなんだろうか。今度はパソコンを持って行って環境を観察してみたい。
