ほぼ足りてまだ欲 その先

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何度でも同じことに答えるべきだ

 麻生某が靖国神社例大祭に際して靖国神社に「内閣総時大臣 麻生なにがし」という名札をつけて真榊を奉納したのだそうだ。
 ぶら下がり会見で、この件について聞かれた麻生某はこんな不遜な答え方をしたと、「あの」産経新聞が報じている。ま、産経新聞は毎回麻生某のぶら下がり会見を逐次そのまま掲載してきている以上、書かないわけにいかなくなっちゃっているんだろう。これで削除したら、また大騒ぎになっちゃうものなぁ。

−過去には何度も参拝されているが、今回、例大祭に参拝、参列ではなくて…
ー(秘書官)「名前、名前(を言ってから質問して)」
麻生某「まず、自分の名前を言ってから、質問をやってよ」
朝日新聞です。(朝日新聞では伊東という記者の名前まで掲載している)
麻生某「朝日新聞? あぁ、見ない顔ですね。初めて見る?」
−いえ、何度も質問している
麻生某「あっ、そう」
−過去には何度も参拝していると思うが、今回、真榊奉納という形にした理由を改めて聞きたい
麻生某「あの、真榊料を納めるか、そのとき、自分で行くか、理由を朝日新聞に説明する必要は感じませんので、お答えは致しかねます」
以下略(msn産経ニュース2009.4.21 20:55)

 麻生某はとんでもない「内閣総時大臣」であることを露呈したことをきちんと報じた産経新聞はめずらしく賞賛に値する。(私にしては特筆すべき態度だと自画自賛しちゃう。)
 もちろんこの傲慢な態度には許し難いものがあることはいうまでもないけれど、そもそも朝日新聞だろうが、東京新聞だろうが、産経新聞であろうが、取材に自分の周りに集まる新聞記者はすべからく報道の義務を負うジャーナリズムの一端を担っているわけで、こうした品のない発言、認識のできていない発言を眼にすると、彼は船場吉兆漢検の大久保とほぼ同じ感性に過ぎないことがまさに露呈する。
 麻生某は昨年の十月の靖国例大祭でも同じように出したんだから、今回初めてのような訊き方はするな、とか、当時も同じこと聴いたんだからもう同じことを質問するな、とか偉そうにいっているそうだ。
 彼の傲慢さは今始まったことではないが、これは小沢某が大きなマイナス点を背負って以来の復活のような気がする。小沢某は大変に大きな失態をしでかしたことを肝に銘じるべきだ。麻生某に目にもの見せてやるためにも小沢某を早く降ろせ。何をしているんだ、鳩山某!