昨日テレビをみていたら（とにかく何もしないでテレビばかり見ている）トマトソースのスパゲッティをとても簡単に作って食べているのをみて、必ず明日はあれを食べてやろうと思った。
トマトソースったって至って簡単に作っていて、イタリアントマトのホール缶の中身をぶっちゃけてから荒くつぶしたものに塩味をつけて、オリーブオイルを加えるというだけのもので、そこに粉チーズをたっぷり混ぜたらもう出来上がりという至極簡単なもの。この私にですらすぐにできてしまう。
ちょっと固めにゆでたパスタをその中であえ、皿に盛ってからベランダのバジルをちぎって散らす。実は朝飯に炒めたタマネギと一緒にキノコも炒めて混ぜてある。これは簡単だけれど、その度にトマト缶をあけちゃうのはちょともったいない。
作り始めてから食べ終わるまで、テレビはマイケル・ジャクソンの話ばかり。どうも世の中は相当に騒いでいるらしいけれど、Jackson 5の頃の彼はともかく、なんだか屈折した生活を送り始めてからの彼には私は何の興味もなく、まるでローマ法王がやってきたかのように大騒ぎをするのはいったいなんだろうかと不思議でしょうがなかった。ひょっとするとあれは彼のために関係者が大騒ぎをする人たちを動員しているのかと思ったけれど、UCLAの病院前やNYCのApollo Theaterに集まっている人たちをみるとあながちそうでもないんだとわかった程度。
mixiで私につながっておられる若者たち、といっても30-40代の人たちの中には相当に信奉者がおられるのがわかった。なかにはかのマイケルの訃報に接して号泣しながら書いているという人までいることを知ってこっちはそれはそれはたいそう驚いたのだ。世代が違うからなのか、私がそうしたことに無頓着なのか。そういえばファラ・フォーセットが死んだという話についてもその闘病生活が公開されているという話を聞きながら、そしてチャーリーズ・エンジェルのことを知りながら、別段私は，そうか時代は移っておるのだなとしか感じない。私はコールド・ブラッドなのか・・・・。それにしても彼女が私と同世代だったとは知らなかったなぁ。もっと若いに違いないと思っておった。
