ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

不徳の致すところ

 なにしろ喋くりで、かつては職場の上司(ま、この人も充分愚弄されるべき人だったけれど)から「君のような軽佻浮薄の輩は見たことがない」とまでいわれたことのあるこの私だから(威張っている場合じゃない)、何かがあると次から次にアドヴァイスという余計な一言を発しては後悔する。あげくにサービス精神が一発余計らしい(大きなお世話と表現すべき行為かな)。
 ここのところ先輩の皆さんに誠に僭越なことにこの際申し上げてみようとして一言発したり、一つ余計なことをやっては顰蹙を買っている。
 エンターテインメントをサービスしようとプラスアルファーの企画を出したら逆に怒りを買ったり、もっと上のレベルを目指しているのだとばかり思って、「ここはこう直した方が良い」という一言を進言してみたら、「俺たちはそれで良い」と言い張られたりして機嫌を損ねたり。
 今度は「こんなことで困っている」と書き込まれた方に、こんな手がありますよ、とアドヴァイスしたら、どうやら信頼が足らないらしくて、何人もの方にお訊きになったらしい。挙げ句の果てに皆さん、私と同じアドヴァイスをされたようだった。
 ま、要するに信頼するに足りないという自分の日常行動がこういう評価を作っているということだ。これをわが家では自業自得と表現する。そして私は「不徳の致すところ」という言葉の意味を知る。