ほぼ足りてまだ欲 その先

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どうしても気になる

 最近、テレビだけでなくてブログの書き込みでもそうだし、イベントでのインタビューでも多くの若者たちが自分の相方を「うちの奥さん」と呼んだり、「うちの旦那さん」と書き込んだりする。それはちょっと恥ずかしい。第三者に自分の身内のことを語る時にそれはないだろうと気になってしょうがない。それを指摘してもどうしてそんなことをいわれるのだろうかという不思議そうな顔をする。
 自分がこの上なく愛しているのはよくわかるし、丁寧に扱わないと何を言われるのかわからない恐怖があるのかも知れないけれど(そんなわきゃないだろうけれど)、そう使うのが当たり前になっている。「うちの女房が」とか「山の神が」とか「奥が」とか「連れ合いが」とか「かあちゃんが」とか「女房が」とか「うちのやつが」とか、他にもいろいろあり得るのだから、お願いだからそっちをお使い頂きたい。
 自分の親のことを語る時にも「うちのお父さん、うちのお母さん」とつかう。小学生じゃあるまいし、それは格好悪いし、教養のなさ丸出しに見える。一頃話題になって一気に見下ろし目線の視聴者に支持されたようなバカ丸出しタレントじゃないんだから、それくらいのことは早めに身につけた方がよい。
 身内を尊敬するのはもちろん素晴らしいことで、讃えられるべきであるし、それを人前であらわにしても良いけれど、そんな使い方は家に帰ってからやって欲しい。地下鉄のマナーポスターじゃないけれど「Do it at your home」なんである。うちで好きなだけ「旦那様!」「奥様!」とでも。
 ま、そんなのは爺が好きなだけ吠えてりゃいいだろう、てなものか。