墨田区の川ッぷちで毎年開かれる恒例のイベントで唄っているお二人がおられて、今年はなんということか、私に一緒に唄いませんか、とお声をかけていただいた。このお二人には本当に年に一回、このイベントの時にしかお逢いしない。それだのに、こんな私にお声をかけていただいて、本当に恐縮なんである。
いくらなんでもぶっつけじゃなんなんであって、日頃お仕事に忙しいこのお二人が夏休みだというので、今日、カラオケで音あわせと相成った。アコースティックの方々の良さはここにあって、どんなところでも練習が可能なのだ。もちろん外でだっていくらでも練習できる。
ま、いくら何でも歌の練習で熱中症になっちゃうんじゃ目も当てられないからというので、カラオケに繰り込んだというわけである。あわせていただいて、本当にホッとする。実際にやってみたら、自分が一番タイミングが取れていないのであった。
月末の本番までに自習をきっちりとやらなくちゃね。
練習に出掛ける前に小腹を満たしてやらなくちゃと稲庭うどんでも茹でようかと鍋に水を入れ、ガスにかけて冷凍庫を開けたら、なにやらタッパーウエアー(今時の方にはなんのことやらおわかりいただけないかも知れないが)になにか入っている。取り敢えず皿に空けてチンしてみたら、これが何日か前のパエリアの残りだった。しめしめと一人で平らげて出掛けた。こういう時は意外と、なにか得したような気がするのだ。
