「東京都葛飾区で1996年9月、上智大4年の小林順子さん（当時21歳）が殺害され、自宅に放火された事件」が丁度14年になったんだそうだ。実はこの事件に全く記憶がない。なんでなのか、不思議だったのだけれど、よく考えたら日本にいなかったのだ。日本の新聞は読んでいたはずなので、眼に入ったことがあったはずなのに、テレビで何度も取り上げられている環境というのが実は記憶を構成する重要な要素になっているんだなぁと思う。
ところで、この事件ではやけに大学の名前が強調されるような気がするんだけれど、なぜだろうか。葛飾女子大生殺害事件というよりも、上智大生殺害放火事件という意味合いが強調されている気がする。
