まだ始まってもいないうちから、あちこちで大騒ぎで、落ち着かないっちゃありゃしない。民主党自身が慣れていないというのもあるんだろうけれど。
大差で菅直人が再選された。国会議員レベルで6人の差。しかし、本当に管理できていたのか部外者には確信の持てないサポーター票が大差で249-51という。あまりの大差に驚きが隠せない。菅直人内閣はこの3ヶ月の間にどんどん反自民党勢力としての内閣の立ち位置を放りだして、どんどん米国隷属政策をあからさまにしてきている。これまで自民党と公明党がこの国を売ることで成立させてきたあり方を踏襲していこうとしている。それが一番存在しやすいからでもある。私たちはそんな政権交代を望んでいたわけではないのだ。私たちが望んできたのはこの国を本当にこの国に住んでいる人たちの人権を守り、国として悪に与しない存在となるべきだと思ってきた。
権力におもねるマスコミ作りのシステムを放棄して、本当の姿を明らかにし、とるべき道はどこなのかを明快にする、そんな国作りだったはずだ。
大層がっかりしてしまって、力が出ない。