3号炉に対する東京消防庁の放水が効果を現しているというのが大方の報道のようだ。ところで、あれだけの海水をどんどん注ぎ込んでいるのだけれど、それでも原子炉の建屋の中に水が充満しないのはどういうことかというと容積がとてつもなくでかいということと、蒸発しているということなのだろうか。その蒸気はもちろん放射線によって汚染されていると考えて良いわけだし、もしここから流れ出ている水(もちろん海水だけれど)があるのだとしたら、これもまた汚染されている筈だ。
温度が下がれば落ち着くのかといったら、そんなことはありそうもない。