ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

話題満載の土曜日

 この土曜日は普通の土曜日と違っていて、なにしろ明日が統一地方選挙だから、あちこちからいろいろな電話がかかってくる。あそこでお世話になった人が応援している候補の事務所から電話。先に同じ集合住宅に暮らしていた人が応援している政党からの電話。そのどれもが「どうぞよろしくお願いいたします」というものだ。面倒だから「はい!わかりました!」といっているんだけれど、さっき気がついた。「原発をどう思っていますか?」と聞けば良かった。そんな区議会議員候補あたりにそんなことを聞いてなんの足しになるんだろうかという話になるんだろうけれど、他に期待することなんてないんじゃないの?
 どこそこの角に信号をつけます!なんてレベルのことを売り物にする候補者は姑息に過ぎて許せないしなぁ。
 相変わらず「今、一歩、あと少しでございます!」というセリフは違和感があるなぁ。なんでそんなことがわかるの?まだ投票も始まっていないじゃないか。期日前投票だってほんの少しだろう。なんであと一歩なんだよ。陳腐だなぁ。それでもこの手が効くんだろうか。
 雨が激しく降る。ガラスに水滴が後から後からつく。唄を思い出す。♪あめがぁ、まどをうつぅ、なんだろうと思ったら矢吹健の「あなたのブルース」だった。
 東京電力前でデモをやっている。デモ隊は傘を差している。それを阻止せんと対峙する警官隊はもちろん傘を差していない。するとデモ隊が割とのんびりとした調子で「この雨は放射能で汚染されていることでしょう、指揮者の方、皆さんに傘を差させてあげた方が良いですよ」と訴えかける。警官隊は東京電力を守っている。東京電力は福島からばんばん放射能をぶん撒いている。それが雨に含まれて今警官隊に降り注ぐ。警官隊は守っているものによって放射線に晒されている。どういう理屈だ?
 そうそう、ラジオといえば、午後の久米宏の番組に萩本欽一が出てきた。久米宏はTBSの局アナだった。テレビが駄目でラジオで行こうと思っていた頃に欽ちゃんから声を掛けて貰って「ぴったしカンカン」をやったんだそうで、それがなかったら今の久米宏はなかっただろうと久米がいう。二郎さんのことを話しに欽ちゃんが来たらしい。コント55号のギャグは設定と流れ、落ちを決めておいて、あとは二郎さんにお任せだったらしい。ツルハシを担いだマラソン候補選手を二郎さんがやって、欽ちゃんがコーチというギャグの話を聞いて、ア、あれだな、と直ぐに思い出せる。欽ちゃんの胸に「コーチ」と書いてあって、二郎さんが「あ、チー子さんですか?」と聞くって奴だ。大学教授が演説中に机の脚を揃えに来てガタガタになって、最後は駅弁売りになるギャグは最初は二郎さんが大学教授だったそうだ。それを受けなかったので、二人が二人とも、こりゃ役が逆だ、ということに気がついたという。これも私は非常にくっきりと思い出すことがで切る。できるから偉いという話じゃない。そうじゃないけれど、確認しておきたいのだ。