ほぼ足りてまだ欲 その先

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ハッピー・イースター!

 今年もようやくイースターがやってきた。何回も書くけれど、イースター春分のあとの満月の次の日曜日である。今年は3月20日(日)の午前03:10がいわゆる「スーパー満月」、つまり地球に近づいて大きく見える(筈の)満月だった。そしてその翌日が春分の日だから、これ以上ぎりぎりのタイミングがなかったということで、だからこんなに遅くなってからのイースターだったわけだ。
 日本ではキリスト教の行事といえば、クリスマスで、イエス・キリストの誕生日。で、かなり近年になって、これまた商戦がらみで利用されているのがハロウィーンだろうか。なんだかわからんがキリスト教がらみということになっている行事である。
 ところがイースターについては日本では殆ど話題にもならない。イエスは十字架に磔になって三日目に蘇る。それがこの日だとされている。教会では卵を配る。キリスト教徒が多くを占める、あるいは占めていた国では、この時期には連休になって、スーパーに行くと、卵にちなんだチョコレートや、お菓子、あるいは十字に模様のついたパンなんてものを必ず売っている。日本では殆ど知られていないので、日本からそうした国にいってお店が閉まっていてびっくりする人たちがいてもそれは不思議ではない。
 ところが近年そうした国々でも、お店が開いているところが増えてきた。多くの場合、キリスト教がマジョリティーでないアジアの国からの移民の人たちが増えていることに要因がありそうだ。ま、有り体にいうと宗教から離れてしまった中国からの移民の人たちか、あるいはイスラム系の人たちだろうか。