明日は復活祭(イースター)。今年の復活祭はこんなに遅くになったのは、春分の日、3月20日の10日ほど前が満月だったものだから、次の満月が巡ってくるまでに、日数を要したからだ。なんせ4月8日がようやく満月。例のピンクムーンとかいわれた満月だった。
今年はまるっきり例年と違って、何しろ3月から礼拝がないんだから、なんとも盛り上がらない復活祭だ。もちろん明日の礼拝もない。いつものタマゴも配られないし、礼拝後のみんなでのお弁当もない。暖かい陽射しの中で、芝生に座り込んでみんなでお弁当をお祝いしたことを思い出す。
私が受洗したSt. Johnの教会ではこの日の礼拝は驚くほどの人たちで溢れるけれど、いつも来る人たちの中にはイースター・ホリデイを使って家族旅行に出てしまう人たちもいる。そういえばかくいうわが家もこの時に、N.T.へ旅行に行ったことを思いだした。日本の旅行代理店が日本人向けに組んだツアーだった。何しろ4連休になるので、出かける人は多い。
日本に帰ってきてからはほとんど巷が普通の日常なのが不思議なくらいだった。そういえばクリスマスの当日も、日本では普通の日なので、帰り道により道をして美味しい昼飯を食べようと出ていくと、全くの日常だったのが不思議だった。
COVID-19はまだまだ長い道のりのようだ。なにしろ、一体全体、どれほどの人たちが検査を受けているのかがわからないので、各自治体が発表している感染者数もどこまでが本当なのか、わからない。この雰囲気は非常によろしくない。国も、自治体も信頼できなくなっている。本当のことを云わないでいる。こうして人々を不安の中に過ごさせることによって、彼等はなにを手に入れることができているんだろうか。簡単に言うと、自民党の国会議員と、それに忖度している官僚は全く信用ならない。