ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

わかってない

九電内部では、第三者委に対する不満が高まっている。郷原委員長が9日夜、急きょ記者会見を開き、中村明・原子力発電本部副本部長(上席執行役員)が同本部などに玄海原発3号機のプルサーマル計画に関する資料の廃棄を指示していたことを公表したためだ。
 公表内容を事前に知らされなかったことに加え、個人名を公表したことに対し、九電内部では「守秘義務違反だ」との声が上がっている。郷原委員長によると、この日の会合で、深堀副社長が「意思疎通を密にやっていきたい」と述べ、調査で判明した事実関係について情報の共有を求めたという。(2011年8月19日 読売新聞)

 讀賣は、一体どのスタンスに立ってこの一連の記事を書いているのか、はなはだ興味深いものがある。九州電力のこの思い上がった態度を諫めるための記事を書いているのか、あるいは郷原信郎を非難する立ち位置で書いているのだろうかということである。
 第三者委員会というのは九電に与するために作るものではない筈で、彼等が九電を擁護する発言をしたり、そんな報告書を認めるために組織するものではないことに気がついていないのではないか、という気さえする。「守秘義務」という言葉をわかっていない。もう一回学校に戻ってやり直してこい。