ブラッド・ピットの映画「マネー・ボール」を見る。2002年のシーズンをOakland Athleticsはプレイ・オフでTwinsに負けてWorld Seriesに出られなかった。しかし、彼等はこのシーズン当初はメタメタだったのに、後半に入って、なんと20連勝した。この事実を私は全く憶えていない。「過去のことなんて誰も憶えちゃいない、その時だけだよ」というのは本当のことだけれど、いくら何でも憶えていなさすぎる。しかし、確か、この年は韓国と日本でサッカーのワールド杯が開かれたはずで、多分それどころではなかったのに違いない。学校の大教室でまで日本代表チームの試合をテレバイズしたくらいだ。
この映画は原作があってMichael Lewis著の「Money Ball」が2003年に刊行されている。確か日本語翻訳版は翌年に刊行されているらしい。そういわれてみれば噂は聞いたことがあったような気はするけれど、憶えていない。
アシスタントとして登場するPeterもモデルがいるけれど、実際は名前も違うし、出身校も違うし、体型なんてまるで違う。Indiansから引っ張ってきたことは事実のようだ。しかし、こう云う奴が身近にいたら面白いだろうなぁ。
とにかくアメリカ人はメジャー・スポーツを舞台にした映画が大好きだからヒットするに違いないだろう。平日午後の回ではあったけれど、この映画の観客は男性陣が圧倒的に多いというところが普通の映画の平日上映と大きく違っている。
野球を知らなくても面白いけれど、メジャーを知っているともっともっと面白い。Jeremy Giambiってこんな奴だったのか、といった具合。
私も自分が試合を観ていると贔屓チームが必ず負けるというジンクスを持っている。代々木に行くとバスケチームは負けた。
