ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

宣言

 野田佳彦は勝手にTPPの交渉に入ると宣言した。この国が戦後65年で築いてきた仕組みをここで全面的に米国のシステムに合わせていくということは、全面的に降伏して植民地となるということであり、この国のシステムに較べたら遙かに劣る、非民主的な制度を押しつけられるということになるらしい。
 私達はよい。せいぜい生きることができたとしてもあと20年だから、最後の10年をとんでもない状態で死んでいくくらいだろうけれど(それも相当辛いことだろうけれど)、後に続く世代は長い期間を「金持ちだけがまともな生活を送る」時代を過ごすことになるということなのだ。
 あの戦争の時も、原発のことも、そしてこの米国の植民地となってしまうことも「そんな筈はないだろう」と思っているうちにあっという間にそんなはずになってしまう。私達は総理大臣を直接選挙制にするべきだし、国民投票を取り入れることのできるシステムにするべきだけれど、何よりも官僚による官僚のための社会システムを壊さなくてはならなかった・・・それなのに何もしてこなかったのだ。