ほぼ足りてまだ欲 その先

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なんでもあり

 民主党永田寿康がつかまされた偽のメールを振りかざして、それがばれ、自死に追いやられてからまだわずか10年だそうだ。あれからたった10年しか経っていない。あまりの状況の変わりように、ただ、ただ驚くばかりだ。
 森友学園加計学園事件で何人もの霞が関の官僚が記憶をなくし、挙げ句にその出先機関の官僚がひとり自死したことすら、もうほとんど人々の口に上らなくなった。
 なにしろ、この種のことが書かれたり、語られたりすると、もはや「もう良いじゃねぇか、いつまでやってんだ」という雰囲気が平気で流れてくるくらいだから、世の中の変節というものは、怖ろしいくらいに速度を上げている。
 こんどの厚生労働省のデーター改竄だって、なんのために、誰のために厚生労働省の役人がデーターのサンプリングを意図的にいじくり回しているのは、火を見るよりも明らかなのに、平気で「記憶にない」といってしまえば終わりだというシステムが、あまりにも厚顔無恥で、あまりにも人を馬鹿にした行政で、心の底から怒りがふつふつとわき上がり、過激な思想を持つことになりかねない。
 こんな乱暴な政府は聞いたことがないと思ったけれど、アメリカから金を貰って首相になった岸信介の時代から自由民主党は、すべからくアメリカの傀儡であり、実態としてはアメリカの植民地に過ぎない日本という国の実状を認識するしかない。
 近頃、香港の民主勢力がどんどん中国共産党の傀儡行政府に牛耳られているのを見ていると、まるでそっくりだという気がする。