ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

見当違い

 まぁ、確かにこの新聞社は公正中立という観点からは最も外れている新聞社として自他共に認めている新聞社だからしょうがないといえばしょうがないのであって、それをなおもここで取り上げるなということになるのだけれど、いかにも見当違いも甚だしい。

 数土氏の辞任で懸念されるのは、NHKに対する経営委メンバーの発言全体が萎縮してしまわないかということだ。
 「公共放送の中立性に反する」などとした一連の批判は、東電役員との兼職を、NHK番組への“干渉”と直結させる、やや短絡ともいえる視点で語られがちだったからだ。
 数土氏の辞任により、「経営委員はNHKの報道には一切、口を差し挟んではならぬ」との主張がまかり通るようになるならば、それこそ由々しき問題だ。(msn産経ニュース2012.5.25 03:27)

 そんなことを考えるのは彼らだけであり、数土の選択に対する反応は短絡ではなくて的を射た批判。
 何しろこれまでこの会社を含むマスコミは原発が抱える問題を公正中立な立場として報道なんてしてきていない。福島第一原発の事件について当の東電を追求しているか?といったら全くしていない。もし、彼らがなんの意図も持たずにこの記事を書いているのだとしたら、もう終わっている。