ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

バンド

 うちのバンドが人前で歌うのは昨年の9月以来のことで、こうなるともはや幻だね。

 今日の反省。やっぱり突き詰めた練習。巧くなるにはこつこつやるしかないってことだ。場慣れること。どんどん人前でやること。一番身近なところにいる評論家のご意見、ごもっとも様。
 次から次に飛び込みがやってくるイベントの差配をしながら自分の出番に備えるというのは至難の業だ。あれも準備せず、これも手元に出さず、で働かせていただいた。
 今日みたいな構成だと思うのは、今一番バンドという合奏形態の音出しに熱中しているのは50-60代のおっさんたちなんだろうか、ということになってしまう。多くの人たちは学生時代にやっていたことを再現したくなるらしい。楽器は当時に比べたら格段に程度の良いものを入手することができる様になり、練習環境も良くなっている。ただ、体力だけが衰えていることを自覚する。
 そして若い女性達はソロで歌いたいらしい。しかも、バックをやってくれる人を構成するのは面倒だから、打ち込みのCDを持ってきてそれで自分が気に入るように歌う。残念ながら打ち込みにはそれなりの感動しか呼び起こさない。それは「ライブ」と呼ぶべきものではないのかも知れない。「ライブ」には様々な思いもよらないことが起きるもので、それがある種の素晴らしいスピリッツを吹き込むものらしい。
 素人だからへたくそで、素人だから傲慢で、素人だからしょうがない。金を取ってはいけない。
 自分のバンドの写真は自分では取れないということに今頃気がついた。