ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

来日歓迎会

 毎年一回は東京に帰ってくる、在サンフランシスコのピアニスト、長部正太が今年も帰ってきたので、今日はその歓迎会。珍しく南青山の店なんだそうだ。どうやらグランド・ピアノはあるけれど、ドラムもなければ、PAもないらしい。ドラムは桃太郎便を雇って運んでくるといっているけれど、PAはどうするのだろう。残念ながらジャズの世界だと楽器系の人たちはほとんどPAに興味はなさそうだ。場内アナウンスみたいなことになっちまうんじゃないかとそれが心配。
 朝から雨になってしまい、それは前回も同じだったような記憶がある。
『追記』
 いや、不思議な空間でした。というのは昔懐かしいというか、バブルの頃だったらこういう空間があってもおかしくなかったな、という感じの店だ。良くまぁ、生き残っているなぁと不思議。日頃はこのスペースはどう使っているのだろうかと。案の定、PAとは名ばかりで、その実カラオケマシンだった。お店の人はエコーが聞いているのが普通だと思っていたらしい。エコーを全部切ったら不思議そうな顔をしていたくらいだ。
 何よりも往生したのは、エレベーターもない地下の店にドラムセットを降ろすってことだ。昔だったらなんということもないのだけれど、何しろこの歳だ。しかもかつてに比べたらドラムの金具は思いっきり頑丈で重くできている。翌朝になってみるとあちこち身体が痛いのはあの肉体労働の成果だ。
 歌い慣れない歌を朝から練習したのに、ものの見事に外して大失敗だった。こうして練習に身が入るってことだ。