前回は昨年の春のことで、在サン・フランシスコのジャズピアニスト、長部正太のディナー・ショーが赤坂であった。前回もここ。彼が帰ってくると集まる人たちがいて、今年もどっと人が集まってきた。私が知っている人たちは多分全部で15人ほど。約80名ほどの方が集まってきていた。彼の顔の広さには驚く。このソロピアノナイトは明日もあるんだそうで、連日集まる人たちもいる。
その上、歌い手として上がったのが、8月頃だったか、銀座のTACTでパーカッショニスト+ギター+ベースでボサノバを歌った若い女性だった。彼女は勿論プロの歌い手で、ちょっと唄わせるには可哀想なPAだったけれど、懲りることなく、ポルトガル語でボサノバを数曲歌った。
長部正太は勿論ジャズのピアニストだけれど、ここでは様々な曲をリクエストに応えて弾きまくる。映画音楽から、スタンダードから、とうとう「日本の曲も」といって「黄昏のビギン」まで弾いた。
彼は彼の地でいわゆるカントリー・スウィングのグループでも活動していて、カリフォルニアのその手のジャンルの殿堂入りをしたんだそうで、サクラメントでセレモニーがあったといっていた。
次回、私は彼の仲間とのパーティーがあって、多分唄わせて貰う。