ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

一番前

 かつて保阪正康のレクチャーを私は一番前の右側に座っていた。しかし、一期お休みしていたうちに一番前を他の人に取られてしまったので、これまで一番前でも端っこに甘んじていた。
 これではならじ、と今朝は30分前に到着した。すると、もうすでに真ん中の一番前には荷物が置かれていた。いったいあの爺さんは何時にここへ到着しているのだろうか。前夜から泊まっているわけではあるまい。しょうがないから、一列脇の一番前に荷物を置いた。すると始まる直前に隣に他のおっさんが来た。私はどんな人か見なかったけれど、多分私が座っていたところを一人で独占していた奴だ。彼は隣の席にまで荷物を置いて占有しておった。
 先月入手したあの万年筆が嬉しくて嬉しくて、バンバンメモる。保阪のレクチャーの面白いのは「ちょっと本筋から外れますが・・」といって始まる今期のテーマから外れた話なのだ。私は「来た〜っ!」とばかりにメモしまくる。それが面白い。「記憶遺産」の話だって、本筋から外れている。
 被占領期にロンドン・オリンピック(1948年7月29日〜8月14日)に参加することがかなわなかった水連は同日に神宮プールで日本選手権を開き、古橋広之進が1500m自由形で18分37秒0の世界新記録を出した。現在の記録は今度のロンドンオリンピックで中国の孫楊が出した14分31秒02で、この64年間で実に4分も早くなっている。人類はいったいどこまで記録を伸ばすことができるのだろう、なんちゅう話にまで至るのである。