ほぼ足りてまだ欲 その先

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中央とのパイプ

 鹿児島県知事の伊藤祐一郎は1947年鹿児島県出水市の生まれ。なにしろラ・サール-東大法で、どこかで一年ダブっているが例の東大闘争で卒業が遅れた学年で、1971年の6月に卒業。自治省の役人になった。ずっとその畑で、2004年7月から知事三選。先祖は島津忠良の家来。エリート意識丸出し。役人の給料が高いのはそんなに人がいないからだと発言するくらい。
 こいつを三回当選させている鹿児島県民は、薩摩川内原発が事故を起こす(私はわかっていて動かすのだからこれは事故ではなくて事件だと思っている)時は自分たちで選んだんだから諦めるしかないだろうけれど、他県の日本国民はそれでは済まない。
 自治省役人だった男を県知事にすれば「中央とのパイプ」があり、それが発展の条件だと思っているんだろうけれど、それは「中央の言いなりになる」ということであることを忘れている。今や地方の時代だとか、地方創世だなんてばかばかしい嘘をいっているけれど、地方を切り捨てようとしていることは火を見るよりも明らかじゃないか。
 それでもそうした嘘に幻惑される。