コロラドに住んでいる日本人の翻訳家でジャーナリストという女性がおられるそうで、この方がツイッターで「ルーズベルト大統領は真珠湾攻撃直後に大統領令を発して、日本人強制収容所に米国市民権を持つ多くの日本人を送り込み、人種差別政策を実行した人物であることは忘れてはなりません。」と書いていました。
これを見た時点でこの人がどこに住んでいる人か、誰なのか、女性なのか男性なのか、全く私は知りません。
「直後」という言葉が気になりました。ご承知のように旧日本海軍が真珠湾を急襲したのは1941年12月7日（日）の朝です。セオドア・ルーズベルト大統領が大統領令9066号を発令したのは確か翌年の2月19日のことです。この方は勉強中の院生とかその辺の方なのかと思い、「大統領令9066号は確か翌年の2月だったと思いますが。」と書きました。するとその方はすぐさま「「直後」の語感の幅に違いがあるのでしょうか？真珠湾攻撃直後に日本人移民に向けられた人種差別的弾圧について歴史的資料もお読みになると「大統領令」の威力がわかるかも。」と書いてこられました。
この方も私がどんな人間かおわかりでないですから、言外に「なんも知らんと口出すんじゃないよ」ニュアンスが漂っております。
挙げ句の果てに私が発言してもいない言葉を私の発言として引用。ご自分の論文掲載誌の引用、ご自分が関係していると覚しきコロラドのラジオ局の番組を引用と、たたみかけてきていて、こりゃ偉い人を触っちまったと大後悔ながら、コロラドの日系人社会が垣間見られそうなので、フォローしようと、これはこれで狡猾なる計算。
