NHKのアサイチで市原悦子が日本昔話のエピソードを語るうちに「かたわ」「毛等」という言葉を使ったと有働アナウンサーが謝罪し、話題になったのだそうだ。文脈の中でかつての話として使ったんだから問題ないじゃないかという擁護論が大勢を占めている、今の言い方に置き換えたら通じないじゃないか、というと報じられている。
確かに当時の状況を伝えるにはこんな言われ方もしたけれど、という言い方はあるだろうけれど、障害を持つ人にとっては結構刺さる言葉には違いない。日本に長く住む外国人にとっては「ガイジン」という表現だけでも結構気にしている人にも遭遇する。
日本の文化を捨てることになるという主張もあるけれど、実際に気にする人がいるところを見ると、やっぱり考える必要がある。多くの健常者、多くの日本人にとっては気にならないことでも、やっぱり気にする人がいることを慮らなくちゃならないと私は思う。
