ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 正確にいうと散歩ではないけれど。というのは用事があって、それで出かけたわけですからね。銀座に出るとかならず教文館に寄りますが、今日はびっくりしたのが一階のレイアウトががらっと変わっていたことでした。なにしろキャッシャーの位置が反対になっていましたからね。入り口に文具が増えていましたね。多分、外国人の観光客の方が入って来やすくなったのでしょうか。なにしろ教文館には結構外国人が入って来ますからね。不思議でしょうがないんだけれど。
 そういえばアップル銀座の一階っていうのはもうほとんど外国人向けといっても良いですね。日本で買えば偽物を掴まされることがないということなんでしょうか。だって、どこで買っても良さそうですものね。
 それでも銀座から神田まで歩いて全部で10,011歩。

 原武史の書いたものを初めて手にしたわけではないし、彼と保阪正康の対談を聴いたこともあるのだけれど、原武史のプロフィールを今更読んで驚きました。彼は日経新聞の記者だったんですね。私は、彼は元々学校の先生、つまりアカデミズムの出身だと思っていたのです。良く保阪正康と対談したなぁと思っていたのですが、こういうことなら、合点がいきます。明学の先生が駅そばについて連載するのも不思議だなぁと思っていたのです。彼の守備範囲は広いですからね。「皇后考」が高くて買えない。kindle版でも2,600円くらいする。読みたいんだけれど。この新書は実録についての認識を良く解説してくれています。
まなざし

まなざし

 帯に「追悼出版」とあります。鶴見俊輔の姉、鶴見和子のあの九巻にわたる著作集「曼荼羅」を出したのが藤原出版で、病に倒れた姉に代わってそれを手伝ったのが俊輔だったのだそうだ。それが縁で藤原出版に絡んだ原稿をまとめたもの、だそうだ。毎年7月31日の和子の命日に山百合忌が開かれていた、というのも初耳だった。
最弱球団 高橋ユニオンズ青春記

最弱球団 高橋ユニオンズ青春記

 今じゃクイズの問題にでもなりそうな、高橋ユニオンズの話だ。私は川崎球場に良くオヤジに連れられていっていたので、この球団の試合はよく見た。従って、スタルヒンの投球も見ている。時々ふと思い出して、誰彼となく、この球団の名前を口にすると、ほとんどの人がかぶりを振る。それほど人気がなかった。頭の片隅に「トンボ」という名前も残っていて、それとユニオンズとの関係はなんだと思ったら二年目にトンボ鉛筆と提携したからなんだという。私の記憶を整理するには丁度良いのだ。