ほぼ足りてまだ欲 その先

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記念ディナー

 昨日はつれあいの68回目の誕生日で、家族5人が集まって記念ディナーだった。近所にある三軒の食べ物屋を経営している店が結構評判なんだけれど、とにかくお高い。今日初めてそのうちの会席コースを食べさせる店だった。
 うるさい店はイヤだからと本人がいって選択したのに、家族三世代が集まった、やっぱりなんかの記念ディナーだったらしい大きなグループがいて、赤子は泣き、叫ぶ中でのディナーで話が良く聞こえない。そのうちもうひとつのグループは酔いが回るに従ってがなる奴がいたりしてね。偶々だろうけれど、ちょっとうるさすぎた。
 全般的に豪華というわけでもないんだけれど、ひとつひとつは丁寧にできていた。金かかってんなぁというしつらえ。なにしろ刺しの入った牛肉を焼くためだけにカンカンに燃えている備長炭をわざわざ何本も持ってきてテーブルの真ん中に切ってある火鉢にいけたりして。
 マグロの中トロもたっぷり分厚く切ってあって、日頃そんな分厚い刺身を食べたことがないものだから、悲しい違和感を感じたりしてね。それはそれは美味しかった。
 ところがサービスしてくれるのが着物を着た若い女性ならまだしも、着物を着たおじさんと、スーツを着た大きなおじさんに湯飲みを上から掴まれて出されると良い気分しないんだなぁ。私にしたら清水の舞台から飛び降りたつもりの記念日ディナーなんだから、ついそんなことが気になったりしてね。
 誕生日の本人が喜んでいるからそれで良いんだけれど。