ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

「大」

 六本木の森ビルというやたら背の高いビルの上に森アーツセンターギャラリー」なるものがございましてね(今回初めて知ったんですが)、そこで「大エルミタージュ美術館展」というのをやっているんでございます。
 エルミタージュといえば、ロシア、サンクトペテルスブルグにある、驚くほどの収蔵品の数で多分一生通い詰めても全部の作品を見ることは叶わないのではないかと思われるほどの美術館でございます。
 ニュウーヨークのメトロポリタン、パリのルーブルと三大美術館といわれようというくらいのものですね。
 しかしながらロシアという国は未だに観光ビザで小銭を稼いでいるという旧態依然たる国家でございますので、なかなか個人旅行で行くのは面倒です。そうかといってパックツアーですと、十分な時間を美術館巡りに当てられそうにありません。
 ところがオランダのアムステルダムにはその出張所がございます。こちらにはサンクトペテルブルグから展示品が交換されているということでございますが、大本の方にも行ってみたいものでございますなぁ。
 で、今回の展覧会は数々の不思議なことがございます。ひとつめはこの「大」でございます。この「大」はいったいどこにかかっているのかと申しますと、どう考えてもサンクトペテルブルグエルミタージュ美術館は「おおきいぜ!」という意味の「大」なんですね。わたしはまたエルミタージュ美術館の作品を大量に見せてくれるという意味の「大」かと思っていたわけです。見事にやられてしまいました。
 もうひとつは入り口正面に飾られているエカテーナ2世の肖像画は写真を撮ってもOKです!と出ているのに、その小さなブロックに掲げてある彼女の家系図を撮ったら「ご遠慮下さい」っていわれちゃったんです。ま、そうなんだといえばいった方の勝ちでございます。
 最後のひとつはネット上で入場券を売っているのですが、これを画面で表示にしようが、プリントしてこようが、実は入場券を買う列に並ばなくてはならないということなんです。じゃ、事前にネット上で入手する意味が全くないのだ。
 展示されている絵画は面白いものもいくつもあるのだけれど、サンプル展示、のような案配です。